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著者榊原康彦(著)出版社彩流社発行年月2009年10月ISBN9784779114649ページ数302P9784779114649内容紹介日本の古代史は、「壬申の乱」における大海人皇子の勝利によって、形作られたといっても過言ではない。
そして「壬申の乱」を知るには、『日本書記』壬申紀に依存せざるを得ないのだが、これは、「勝者の歴史書」であり、必ずしも、真実を語っているとは限らないのである。
前著で「壬申の乱は、天武元年六月、大海人皇子が挙兵を決意してから、わずか二ヶ月で、奇跡的に勝利した戦い(聖戦)であったのか。
大海人皇子の吉野入りは、古人大兄皇子のそれの焼き直しの感が強い。
そこには皇位の簒奪を正当化するための作為が感じられる」と疑問を投げかけた著者の畢生の書。
歴史の裏側に迫る。
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Price | 商品価格 | 2,160円(税込み) |