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『日本書紀』壬申紀を検証する 榊原康彦 彩流社イロン ジンシン ノ ラン サカキバラ,ヤスヒコ 発行年月:2009年10月 ページ数:302p サイズ:単行本 ISBN:9784779114649 榊原康彦(サカキバラヤスヒコ) 1942年豊橋市にて生まれる。
1966年慶応義塾大学法学部法律学科卒業。
(株)富士銀行を経て、芙蓉総合リース(株)と一貫して金融、審査・融資部門を歩む。
現在、「古代史教養講座」に所属、理事・世話人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 壬申の乱の経緯/第2章 大海人皇子軍進軍路/第3章 大海人皇子軍と大友皇子軍の勢力比較/第4章 壬申の乱の功臣と大海人皇子軍/第5章 近江朝廷軍/第6章 壬申の乱の特質/第7章 「壬申の乱」関連文献 日本の古代史は、「壬申の乱」における大海人皇子の勝利によって、形作られたといっても過言ではない。
そして「壬申の乱」を知るには、『日本書紀』壬申紀に依存せざるを得ないのだが、これは、「勝者の歴史書」であり、必ずしも、真実を語っているとは限らないのである。
前著で「壬申の乱は、天武元年六月、大海人皇子が挙兵を決意してから、わずか二ヶ月で、奇跡的に勝利した戦い(聖戦)であったのか。
大海人皇子の吉野入りは、古人大兄皇子のそれの焼き直しの感が強い。
そこには皇位の簒奪を正当化するための作為が感じられる」と疑問を投げかけた著者の畢生の書。
歴史の裏側に迫る。
本 人文・思想・社会 歴史 日本史
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